こんにちは、婚活研究ブロガーはるです!
先日、高知結婚相談情報サービスCENの代表、甲木良作(かつきりょうさく)さんにインタビューをしてきました。
甲木良作(かつき りょうさく)さんの経歴
- 1986年 4月8日 高知市生まれ
- 一般社団法人日本仲人婚活支援協会
- 協会加盟団体MAS 西日本正協会員
- 経済産業大臣認定個人情報保護団体
- 結婚相談業サポート協会加盟認定カウンセラー
- 少子化・晩婚化対策支援
- NPOライフプランニング正会員
- 高知市倫理法人会会員
詳細なプロフィール
といった風に多数の肩書きを持ち、いろんな団体に所属しています。すごい!
結婚情報サービスCENの甲木良作さんにインタビュー
インタビュアー はる(以下、―) :今日はよろしくお願いします。
甲木良作さん(以下、甲木さん):本日はよろしくお願いします。
― さっそくですが結婚相談所を始められたきっかけはなんですか?
甲木さん:
人が喜んでいる姿が昔から好きだったんですよ。
子供の頃から自分で考えた遊びとかでみんなが喜んでもらうのが好きだったので。
元々高等学校で教員をやってたんですが、社会を専門として教えていると少子化問題だったり、生徒とのディスカッションでいろいろと話をしていたんです。
生徒と話しているうちに、国が関わる社会問題、地域の高齢化や少子化などの情報も入ってくるわけです。
それに僕が担任としてもったクラスでは、生徒の半数が片親だったんですが、その親御さんたちから、再婚の相談を頂くことがあったんです 。
― 再婚の相談というのは、どのような相談ですか?
甲木さん:
主に再婚をした場合子供がどう思うか……思春期なので不安に思っている親御さんが多かったですね。
また生徒からも「じつはお母さんが再婚しようとしてるけど……あたし正直複雑……」という相談もあったりして。
そうした相談を受けていると、何かしら解決する方法はないかと考えてしまうようになって、段々とカウンセリングや相談業務に強く興味をもつようになったんです。
そうして、悩み考えた末に結論として出たのが、
「最小単位のコミュニティは夫婦だから、幸せな夫婦が増えれば、きっとその地域自体も幸せになっていくことができる」
ということ。
不思議なものでそう思い始めたら、自然とアンテナを張るようになったのか、結婚相談業務っていい仕事だという情報が僕の元に入るようになってきました。
僕が組織やサービスをつくることで結婚する人がいたら、結婚されるご夫婦や親御さん、地域にとっても素敵なことだし、僕たちも喜ぶことができる。
つまり、三方良しでwin-winの関係が築けるんじゃないかと思いました。
そう思うと、これをやってみたいという思いが心の底から沸き起こってきました。
そして教師を辞めることにしたんですが、学校や周囲から「そんなリスキーなこと、やめておけ」と言われました。
それでも、
「やっぱり地域の役に立ちたい。」
という思いは変わることなく、行動を起こして結婚相談の事業を立ち上げるという経緯となりました。
甲木さん:
婚活を専門としている会社は高知になかったので、自分がすればいいじゃないかと思いもありました。
それに、当時の結婚相談所って自分の中で古臭いイメージがあったんです。
自分が飛び込むことでイメージを変えられないか。
ひょっとしたら、今まで利用しなかった人たちに利用してもらえるようになれば、新しい風穴をあけられるかもしれない!
そうして気持ちが大きくなり、自分でやってみようと行動した結果、今に至ります。
― 始められてから何年目ぐらいになるんでしょうか?
甲木さん:
法人化して2年目ぐらいです。はじめは実績がないんで、結婚相談所もそうなんですが、怪しいところなんじゃないかって疑われました。
― たしかに、実績がないと大丈夫かな?って思いますね。
甲木さん:
そこをどうやってカバーしようかなって考えていたんですが……
そのとき、ちょうど仲人業務をボランティアでやっていて、10組以上の結婚を見てきた知人の男性がたまたま転職を考えられていたんです。
すぐに相談してみたところ、
「ぼくが熱意を持ってやりたい仕事だった!」
と言って頂き、サポーターとして参加してくれるようになりました。
さらにボランティアスタッフとして40代、50代の方も巻き込んでカバーできる体制をつくりました。
僕にできることと言えば、熱意と勉強量と婚活に関する知識をつけること。
逆に熱意と行動に関しては誰にも負けない自信がありました。
― 確かに、CENさんのブログからもにじみ出ていますね。
冷水をかぶって心身を引き締める毎朝の儀式
― フェイスブックで拝見したのですが、なぜ毎日バケツの水をかぶっているのですか?
甲木さん:
そうですね。僕は禊(みそぎ)と呼んでいるんですが、毎日やっています。
これちょっと引かれるかもしれないんですけど(笑)
毎日会員様の事を考えながら、大願成就を願いながら般若心境と写経を行っています。
― 冷水と写経!?
甲木さん:
太陽にも向かって会員様が大願成就するように「今日も一日、会員様が無事に一日が終わったことを感謝します」と言うようにしています。
結婚相談所って結構ネガティブなものを背負わないといけないこともあるんです。
すべての会員様がという訳ではないんですが、なんとか結婚をしてもらえるようにという責任と重圧もありますし、人それぞれに抱えてらっしゃる悩みもあります。
僕が折れてしまってはすべてダメになっちゃうんで、だから毎日禊して自分の気を高め、心と身体を整えるようにしています。
もうひとつの出会いで、人生をもっと幸せに
― ズバリ、結構相談情報サービスCENの良いところはなんでしょうか?
甲木さん:
そうですね、単に出会いの場を提供するだけだったら簡単だと思います。
例えば、個人でいうと男女それぞれ紹介しあうとか。出会いの場を作るイベントも最近増えていますよね。
ただ、同じ事を繰り返してなかなか先に進めない方や、何がいけないのか、自分ではわかっていない方が意外と多いんです。
そういう方には、ちゃんと心理学的な知識やファッションの知識だったり、ちょっとしたことなんですが、テクニックをお教えしたりしています。
医療チームのように一丸となって運営しているんで、そこを会員様は心強く思ってくれて人が多いですね。
じつは、うちの強みとして、もうひとつの出会いが用意されてるんですよ。
― もうひとつの出会い……?
甲木さん:
婚活を通じて結婚だけではなく、自分の内面を磨いていってほしいんですよ。
ここでの活動を通して結婚された方は、自分に自信がついて声のトーンや顔つきが変わったり、最初来たときと比べて別人のようになってる人もいます。
具体的にはスタイルだったり、コミュニケーション能力だったりそういうものをマネジメントしていると思って頂ければ。
相乗効果的に人生そのものが幸せに送って頂けるようになる……そういうものを目指しています。
結婚だけではなく、自分を磨くことによって人生を幸せにする。
魅力的な人間になって自分に自信をつければ、結婚だけでなく仕事や人生そのものがうまくいくようになるでしょう。
CENさんは、国際結婚のサービスも展開されているとか。
次回は、国際結婚サービスについて詳しくお話を伺っていきます!
■注目の国際結婚サービスを展開する結婚相談情報サービスCEN代表・甲木良作さんインタビュー【後編】
■編集・構成:大山祐司
■写真:岡崎 裕