こんにちは!
高知で一番暑い夏が来ましたね。
そう。
第63回よさこい祭りが!
毎年8月9日の前夜祭、8月10日と8月11日の本祭、8月12日の全国大会と後夜祭の4日間にわたって高知県高知市で開催される祭り。
前夜祭の行われる9日には、約4,000発の花火を打ち上げる高知市納涼花火大会も開催される。
延べ約100万人の人出があり、四国三大祭りの一つである。
9日の前夜祭と同時に行われる高知市納涼花火大会は以前の記事をどうぞ。
よさこい祭り。知ってる人は少なくないんじゃないでしょうか?
今年で63回目を迎えるよさこい祭りは全205チーム、約1万8千人ほどの踊り子が演舞します。
高知市内の16か所が会場となる大規模な祭りかつ有名なので県外からの踊り子の参加や観光客で賑わいます故熱中症などには気を付けたいですね。
ここで主要な賞についてお話しておきます。
大きく分けて銀賞(3本)・金賞(3本)・よさこい大賞(1本)があり見事受賞すると8月12日の後夜祭の出場資格と来年8月9日の前夜祭の出場資格が与えられます。
他にも審査員特別賞や地区競演場連合会奨励賞などもあります。
本記事は全てのチームをご紹介することは厳しいのであしからず・・・。
早速行きましょう。
(鳴子画像素材:GATAGさん)
だるま
だるまを描いており一目で「だるま」と分かる地方車です。
今年のだるまは歌舞伎の三枚目役である道化方「笑い」を皆さんにというテーマ。
アットホームな雰囲気で活気に満ちた笑顔で舞っていました。
フォーメーションと可愛らしい踊りが今年は特徴的でした。
爽郷
爽郷は香川県三豊市山本町で平成15年に結成されたチームです。
今回の踊りの元である浦島太郎の世界を創造させる絵が地方車に描かれていました。
曲は童話の浦島太郎をイメージして作られていて、全体的にゆっくりながらも華やかな感じでした。
赤色がメインの衣装のものと、青がメインのものがあり。途中で羽織っているものを脱ぐと下の白い衣装が出てきて、竜宮城のシーンが想像できました。
踊りはゆったりとした動きの中にもメリハリがあり美しかったです。
帯屋町筋ジュニア隊
帯屋町筋ジュニア隊とは帯屋町筋の子供がメインのチームです。
地方車はよさこい音頭の歌詞が書かれていて、どうやってもよさこい祭りで使うとわかる地方車でした。
「ええじゃないか」という歌詞から始まるかなり楽しい曲で、かなり印象に残るチームでした。
赤をメインにズボンが青と白のドットの衣装で、赤からは子供たちの元気、青と白のドットからは涼しさをイメージさせられました。
踊りで腕を素早く動かしていて大変そうなのに子供たちは笑顔で、「ええじゃないか」の時は踊っている人も見ている人も思わず笑ってしまうようなおどけた動きをしていました。
帯屋町筋
地区競演場連合会奨励賞受賞!
帯屋町筋は第1回のよさこい祭りから連続出場しているチームで、チームのコンセプトには「伝統」と「チャレンジ」を掲げているそうです。
地方車は帯筋と書かれた提灯をつけ、横には朝顔が描かれていて夏らしさがありました。
初めはゆっくりとした曲調に合わせてしとやかに舞っていましたが後半は激しく力強いよさこいを堪能できました。
衣装は白黒の縦縞と赤に分かれていて、腕を振る時には赤が目立っていました。
赤い衣装に見とれている間にどんどん踊り進むので見てる方も一生懸命になってました。
曲のテンポに合わせてダイナミックかつ繊細に表現して、全体の動きも揃い衣装の赤が一つの塊に見えて素敵なチームでした!
國士舞双
銀賞受賞!
國士舞双は2007年から参加の今年で結成10年目のチームです。
地方車は紅白の提灯を提げ夜は優しい明りをともしていました。
ゆっくりな曲調で始まり徐々に明るく元気な曲調で舞っていました。
衣装は白を基調として青か赤が入った衣装で明るく、帯は鳴子カラーでよさこいへの愛を感じました。
踊りは、上下左右に腕と足を大きく動かし鳴子もよくなっていました。
とらっくよさこい(ちふれ)
銀賞受賞!
今年のテーマは御喜楽貫々(おきらくかんかん)だそうです。
よさこいを知ってる人なら「とらっく」と聞けば誰もが分かる強豪チームです。しかしスポンサードの「トラック協会」が撤退してしまい資金が集まらず出場できない状況に・・・。しかし、復活しました!!!
地方車には大きく「とらっく よさこい」、その横にテーマが掲げられていました。
流石は強豪チームです。
列が乱れず終始整っていました。
また曲に合わせて地方車が左右に揺れまくるんですよね。一度見ていただきたい。
ちなみにとらっく(ちふれ)はLINEスタンプも出しているようなので詳しくはLINE STOREからどうぞ。
十人十彩
金賞受賞!
十人十彩は1998年に初出場以降2012年の辞退した件を除いて毎年参加しているチームです。
地方車はチームのマークと帯の月が描かれていて、チームらしさが出ていました。
衣装は赤がメインの衣装と青がメインの衣装の二種類があり、帯には月が描かれていて昼と夜を想像させられました。
踊りは人の移動が多くあり、緩急もはっきりしていて綺麗でした。
旭食品
金賞受賞!
旭食品は1972年に結成されたチームで、今回は23回目の出場です。
1998年から2000年の3年連続で大賞を受賞したこともある人気チームです。
ネオンや提灯を使用し、かつおしとやかな配色の地方車でした。
踊り子はすべて女性のみ!
ですので女性らしい妖艶な振りが特徴的です。
見てください!かなり姿勢がきれいですね!
今回は女性は花ということで小物として布の付いた扇子で花びらをイメージして作られています。
とても美しく舞い、近くで見た時の迫力はテレビで見るのとは違い心が奪われるようでした!
あ、ちなみに旭食品って会社ですよ。
ほにや
よさこい大賞受賞!!!
「ほにや」とは高知県の会社で、ユニフォームや祭りの衣装の制作、店舗インテリア、空間デザインの創作などを手掛ける会社です。
1991年の初出場以来毎年参加しているチームで、1998年以降は賞を1つは必ずとっている超人気超強豪チームです。
地方車は木と提灯の優しく明るい感じを前面にだしている和の車でした。
旗手の方は短めの旗を持ちキレのある踊りをしていました。
くるっと一回転した際に衣装の裾と旗がなびくところは最高でした。
一緒に踊りたくなるようなハイテンションな曲で、途中に金管楽器の音色などが入りジャズチックになっていました。
踊っている方も楽しそうでしたが、見ているわたしまで楽しくなりました。
踊りは曲に合った感じで大きな動きが多く、さらには横を広く使っていて配置変えの速さには驚かされました。
なにより激しく舞い、綺麗な音色の鳴子を鳴らし、一糸乱れぬ隊列で見るものすべてを魅了するよさこいでかなりの練習量と強い意思、固い団結力が伺えたチームでした!
~ほにや よさこいの受賞歴~
- 欅賞: 1
- 地区奨励賞: 2
- 銀賞: 1
- 金賞: 7
- よさこい大賞: 8
- (1998年~2016年受賞数)
すごい・・・。
2016年 第63回よさこい祭り よさこい大賞受賞おめでとうございます!
また出場チームそれぞれ強い思いや意思があったと思います。
2016年も無事に終了できてよかったです。
関係者や踊り子、マスコミやスポンサーの方々や競演場の建設や音響・演出に携わった方々、高知のよさこいに関わったすべての人々。
本当にお疲れさまでした!